こんにちは、赤ちゃん。

こちらの都合で前日入院したにもかかわらず。
お腹の赤ちゃんは外には出てきてくれませんでした。


朝6時。
助産師さんに軽い陣痛があったことを話すと
内診してくれて、子宮口が6センチまで開いているとのこと。
予定通り、陣痛促進剤を再開。


ダンナ氏は今日は仕事で、早くても来れるのはお昼近く。
なんとかお産に間に合えばいいなと思いながら
ベットでゴロゴロ。


午前8時30分。
陣痛の間隔が短くなってきたのでナースコール。
動けるうちに自力でLDR室に移動することに。
点滴をぶら下げ、歩いて移動中にも陣痛、襲ってきます。



午前9時25分。
子宮口ほぼ全開。
しかし、まだ陣痛2分おき。
でもお尻に圧迫感を感じます。
助産師さんに携帯をとってもらえたので分娩台の上から
ダンナ氏に近況メール。



午前9時42分。
いきみはじめてだいぶ経ってから破水。


午前9時51分。
第3子、3490gの男の子、出産。



いきんでる時に母と妹、そしてえーるとコハクが
病院に到着したのですが。
陣痛に耐えている時から見ているならともかく、
この、痛みがMAXでヒーヒー呻いてるところに入室されて
ママが怖い、とか思われても嫌だなと陣痛中に思い。
立会いさせずに部屋の外で生まれるまで待機してもらいました。



3000gをこえた赤ちゃんを産んだのは初めてで。
頭がでればするーっとあとは出てくるはずなのに。
頭の次に肩が引っかかってもうひといきみが必要でした。
生まれてすぐお腹の上に置かれたでっかい赤ちゃんは
とてもどっしりしていて。
生まれたばかりなのにふてぶてしい感じでした。



出血を最小限に抑えるために。
胎盤がでてから、すごい勢いで助産師さんと先生が
お腹を押して子宮を収縮させます。
結構痛くて。ひたすら呻いてました。


生まれてすぐ、待ってられなくてごめん、と
メールはしておきましたが(笑)
午前11時半すぎ。
ダンナ氏、到着。



オジョーの時みたいにみんな立ち会えれば一番だったけれど。
無事に生まれてきてくれてよかった。
一人でもどうにか産めるんだなーと。
一人でよくがんばったなーと。
正確には助産師さん看護師さんと、だけど。


健診後の入院。
陣痛促進剤。
いつまでたっても強くならない陣痛。
最後の最後までしなかった破水。
何もかもが初めてで。
もやもや不安しかなく。
出てきてくれた時には
燃えるような痛みから解放されての安堵で
涙が溢れてきました。
嬉しいと思えたのは少し思考が落ち着いてから。


母はキャパが狭くてごめんよ、ベイビーさん。
はじめまして、ナギサ。
これからどうぞよろしくね。